お気に入りの商品がそろっているのは当たり前 プラスαの付加価値を

訪日中国人ツアー客による「爆買い」が落ち着いた今もメイドインジャパンへの信頼は高いため、日本を訪れる海外からの旅行者の目的に一つにはショッピングが必ず挙げられます。

平成29年10月に観光庁が発表した「観光庁 訪日外国人の消費動向  訪日外国人消費動向調査結果及び分析 平成 29 年 7-9 月期 報告書」の「費目別にみる訪日外国人旅行消費額(国籍・地域別)※四半期速報値」によると、中国人の消費総額がトップ、買物代の占める割合も44%と高い水準です(トップはベトナムの45.9%)。

また購入する商品は「化粧品・香水」がトップ、次いで「医薬品・健康グッズ・トイレタリー」「菓子類」と続き、いずれも70%以上の購入率となっています。家電やブランド品の比率は下がり、単価の低い日用品や消耗品、衣料品などへと流行は移っています。

それでも消費総額はダントツの1位・5432億円で、2位・台湾の1490億円のおよそ3.6倍とケタ違いです。
このように日本のインバウンド消費を考えた時に、中国人観光客のもたらす影響は大きく、彼らの動向・趣向をとらえることは重要です。観光庁の統計を見ると、中国人観光客の消費額総額は群を抜いているのがわかります。

引用元:観光庁

ショッピングしやすい環境を整える

日本は紙幣の印刷技術が高度で偽札が流通することもほとんどないため、今も現金への信用が高いのですが、中国はそうではありませんでした。またクレジットカードは、日本では一般的な外国資本の会社が発行するものではなく、中国銀聯が発行する銀行カード(=銀聯カード・Union Pay)が利用されています。さらに近年のスマートフォンの普及・機能の向上に伴って、スマートフォンでの支払い=決済というシステムが一般的なものになりました。今や中国では現金を持ち歩く人がほとんどいないとも言われており、日本で買い物をする際に戸惑う声もあります。 

中国人観光客の購買力を発揮してもらうためには、好まれる商品開発や品数の充実と合わせて、インフラとなる決済システムを整備することが喫緊の課題となるでしょう。

“中国発・スマホ決済”はアジア圏から世界に拡大中

中国人観光客が訪れているのは日本ばかりではありません。中国では国民の収入増・ビザ取得がしやすくなったことなどから、世界中を旅行するようになっています。特に東南アジアは物理的に近く、経済的・文化的に中国の影響が強くある地域と言えますが、この地域にも中国発のスマホ決済システムが広がりつつあります。 

スマホ決済を牽引しているのは、世界的にも有名な「阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディングス)」が展開する「支付宝(Alipay)」と、「騰訊控股有限公司(テンセント)」が展開する「微信支付(WeChat Pay)」の二大サービスです。日本でも「爆買い」依頼このシステムを導入する店舗が徐々に増え始めました。この二大サービスがあると中国人観光客のユーザビリティは確実に上がるでしょう。また店舗にとっても確実に支払いを行ってもらえるというメリットがあります。

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