飲食店にとって重要なポイントは「モノ消費」から「コト消費」

『2020年に向けて4,000万人!』という日本としての国策もあり、急激に増えている外国からの観光客。それは東京・大阪・福岡といった大都市圏だけではなく次第に地方へも拡大しつつあります。なかでも訪日中国人観光客は外国人観光客全体の26%を超えるおよそ600万人*です。

最近では家電や高級ブランドなど高額商品の「爆買い」は収束気味となっていますが、日用品やコスメ、医薬品の人気は依然として高い傾向があります。その中心となっているのが「爆買い」を起していた団体ツアーではなく、個人で自由にプランニングして訪日する個人旅行客(FIT)です。

とにかくショッピング、というモノ消費が主体の訪日ではなく、所得に余裕のある個人の少人数グループが、日本での貴重な体験をすること(=コト消費)を求めて訪れるようになっています。これにより団体旅行で半ば強制的にセッティングされていた食事の機会は、好きなものを好きな時に食べる・買うという消費行動にスイッチしています。

せっかくの海外旅行なので、とグルメガイドブックに掲載されるような有名店や高級店を目指す層ももちろん多いのですが、毎食そうとは限りません。「滞在中に一度は日本のラーメンを食べたい」とか「日本の居酒屋を体験したい!」「他の中国人観光客が行っていない店を開拓して自慢したい!」というニーズが必ずあるはずです。その機会を取りこぼすのは非常に『もったいない』ことです。 

このような背景から外国人観光客対策、特に中国人観光客対策に取り組まれることは、今後飲食店にとってますます重要といえるでしょう。

まずは訪日外国人観光客流入経路の開拓・強化

では、その機会を取りこぼさないためにすべきことは何か?まずは訪日外国人観光客へ向けて自店の情報をしっかり告知して認知してもらわなければ始まりません。

さらに、来店いただく際にスムーズにお越しいただけるようにしてあげることも非常に重要です。何度か訪日されているような旅慣れた方でも、行く店がなかなか見つからなかったらストレスに感じるでしょう。ましてや初めて訪れるエリアで行こうとしていた店でそういう状況になったら、諦めて近隣のライバル店へ入ってしまうかもしれません。

これらの対策には規模や予算に応じて様々なものがありますが、低コストでスタートできるサービスをご紹介します。

次に訪日外国人観光客受入れ体制の整備・強化

最も重要なことは、来店いただいた訪日外国人観光客のお客様をしっかり『おもてなし』して満足いただくことです。味はもちろん、器や盛り付け、清掃が行き届いた店舗で提供されるサービスは、ご近所の常連さんだけでなく、観光客の心にも響くでしょう。 

ただし、外国人観光客の場合、どうしても一つだけネックがあります。<コトバの問題>です。

それぞれの母国語で接客出来ればベストですが、そこまでのスタッフを揃えるのはかなり難易度が高いでしょう。 

まずは理解しやすいメニュー表を準備することから始めたり、英語で簡単に説明できるようにして満足度を上げましょう。満足いただけて良いクチコミがSNSなどで拡散すれば効果の波及は無限大です。

訪日外国人観光客向け決済システムの導入

海外からの観光客は受け入れたいけど「大人数なのに予約しない」「予約したのに時間に来ない」といった声もよく耳にします。確かに中国人の場合は、もともと予約自体に馴染みがなく、自分が行かないくらいで大きな影響はない、と考える人も未だに多いのが実情です。お店としては予約に応えるべく食材を仕入れ、スタッフを手配して準備をするのですから、来店されないとなるとマイナスになってしまうこともあるでしょう。 

また、来店して飲食を楽しんでいただいた後の支払いはクレジットカードまたは中国の場合はスマートフォンを使った決済が当たり前です。割り勘にも簡単に対応できるため、店側にとっても勘定が楽になるといったメリットがあります。この決済システムは2017年時点でさまざまなサービスが導入されていますが、事前の予約決済(座席前金予約)も一度に対応するサービスもぱどではご案内可能です。

決済システムを導入するのは訪日外国人観光客の来店頻度にもよりますが、ここまで整備すればまずは準備万端といえるでしょう。

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【接客のお悩み】対応力を向上したい

「外国人観光客に対して、どのような対応を行えばいいのか悩んでいる」
「中国語が堪能なスタッフがいなく、用意するのも難しい」

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