中国人に人気の「日本の美容医療サービス」

今より美しくなりたい。なるべく美しく年齢を重ねたい。そう考えることは女性も男性も関係ありません。また美容の悩みを抱え、誰に相談したらよいのか?と悩むことは日本人も外国人も差はないでしょう。

最近では「中国の富裕層が海外で美容整形を行う」ケースが増えてきています。欧米ではスイスの技術が高いと人気がありますが、一度に支払う料金が1,000万円以上に上るなど、超富裕層でないとなかなか受けられないのが実情です。

中国における美容整形は、数年前であればお隣の美容整形大国・韓国に施術を受けに行くのが主流でした。これは韓国が国策として中国に美容整形を受けに来るよう観光キャンペーンを積極的に行ってきたからです。

しかし、地元の患者よりも高額な料金設定、ダウンタイムや薬の説明不足などのトラブルも決して少なくなく、韓国での美容整形は最も多かった時の半分以下に減少したとも言われています。逆に中国に進出する韓国の美容クリニックは増加傾向にあります。

そんな中、日本の美容クリニックで治療を受けたいと考えている層が年々増えています。日本の医療技術と信頼は世界でもトップクラスです。訪日する中国人は出発前から入念な観光計画を立てますが、美容クリニックに行きたい人は、更に熟慮するでしょう。では、日本での美容整形を敢闘する中国人はどうやって日本の美容クリニックを知り、何をもって美容クリニックを選ぶのでしょうか?

「微博(Weibo)」を活用したプロモーション

中国国内で流れるニュースは情報統制があることを中国国民は知っているので、100%信用しない人が多いということは有名な話です。ゆえに中国人は、周囲の友達の体験話や、SNSの口コミを頼りに自分なりにいろいろと調べて旅行の計画を立てます。

中国人は、情報を調べるツールの一つとして微博(ウェイボー)という中国独自のミニブログを利用します。中国のTwitterとFacebookを合わせたようなSNSですが、2017年5月には月間アクティブユーザー数が3億4千万人に達し、Twitterを上回るほど利用されていることがニュースになりました。そんな微博を使って多くの個人や法人が情報を発信しています。都内に複数院を構えるある美容クリニックは、自院の微博アカウントを取得・運用することで中国人に向けて自院の情報を発信し、多くの訪日中国人の来院に結びつけることに成功しました。

「中国人患者を受け入れる体制づくり」とは

中国最大の検索サイト「百度(Baidu・バイドゥ)」では、最近日本の美容クリニックの広告を見かけることが増えてきました。以前から積極的に外国人患者を受け入れてきた美容クリニックは、中国でのWEBプロモーションや広告を積極的に行っています。しかし、すべてのクリニックでいきなり同じことができるわけではありません。まずは患者を受け入れるための準備が必要です。どんなことを準備したら良いのでしょうか?

ほとんどが自由診療である美容クリニックの施術は、営業的な面から見ると収益性が高く、患者数の増加がクリニックの利益に直結します。そういった面からも積極的に訪日中国人患者を受け入れたい美容クリニックはたくさんありますが、いくつかの問題が立ちはだかります。大きく分けると以下の3点です。 

言葉の問題
支払いの問題
ダウンタイムの問題

まず言葉の問題ですが、双方の話が通じなければ患者は自分の希望を伝えられず、ドクターは適した治療方法やリスクを説明することができません。予約についてのトラブルも起こりがちになります。そもそも中国人は時間を守ることについての観念が弱い人が多いといわれているので、ここが一番のポイントになります。 

次に支払いです。最近はスマートフォンで支払い(決済)ができるサービスの導入が日本でも増えてきました。Apple Payなどはすでに利用中の方もいるかもしれませんが、中国ではこれも独自の発展を遂げています。これまでの国内事情もあり、現金に対する信頼が低く、外国資本のクレジットカード会社が発行するカードの所有者も近年は増加傾向にありますが、日本ほど一般的ではありません。中国人が支払いしやすい環境があれば、前向きに治療を検討しやすくなるかもしれません。

最後にダウンタイムです。これは言葉の問題とも被りますが、どんな治療・施術であってもまったく腫れない・痛みがないということはあまり考えられません。違和感や不安、また帰国後のケアなど不安は残るでしょう。

逆に言えば、このような懸念をなくすことで、中国人患者の受け入れが可能になります。

提供事例のご紹介